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【書評】大学生必読!「ズバ抜けた結果を出す人の行動習慣」

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今日も元気に、こうちゃむです。
坂本幸蔵さんの書いた【ズバ抜けた結果を出す人の行動習慣】を読みました。

著者はサイバーエージェントの入社1年目で成果を上げて、2年目で子会社の取締役になったスーパービジネスマンです。
子会社でも抜群の成果を残し、独立。

現在はリッチメディアを起業し、webサービスで事業を営んでいます。

あの【WELQ】と双璧をなす【ヘルスケア大学】を運営している会社と言えば、わかりやすいでしょうか。
【ヘルスケア大学】についてのトンデモ記事はネットの害悪ですが、著者が行動力を武器にビジネスの世界で成果を上げているのは、異論がないと思います。

本書はその著者がどう行動をし、どう成果をあげたのかを書いています。

対象読者はビジネスマン。だけど学生にそ読むべき!

作者のターゲット

この本を手に取るのはビジネスマン。
それも自分の能力を伸ばしたい若手でしょう。

「そこそこできるけど、ズバ抜けてはいない」
「仕事ができないけど、優秀な人はどんなことをしているのか」

そんな人たちの疑問やスキルアップに、この本は「行動せよ!」というシンプルな答えを提供してくれます。

大学生にこそ読んでもらいたい

僕はビジネスマン向けの本でありますが、学生にこそ読んでもらいたいと思います。
それは下の言葉が強く刺さったからです。

「何をやるか」よりも「誰とやるか」(P55)

とても上品にいって、馬鹿々々しい就職活動を行うさいに、「自己分析をしろ」と言われるかと思います。

「自分がやりたいことは何なのか」
「子供の頃から好きだったことを思い出してみよう」
「熱中したことを考えよう」
「野球だったら、みんなで努力することも楽しかったんじゃないの?」


ばっかじゃねえの!


皆さんも、そう思ったことでしょう。

本書は予期せずにも、「自己分析教」に中指を突き立てています。

大学生に読んでもらいたい理由

やりたいことってなーに?

就職を意識しだすのは20歳を過ぎてから。
大半の人は就職活動をはじめてから、「自分に向ている仕事ってなんだろう?」と考え始めます。

社会に入り、ビジネスを行い、お金をもらう。
その期間はおよそ40年。
健康寿命の長さを考えると、現在の大学生は50年は覚悟しないといけないかもしれません。

その人生のほとんどを費やすビジョンを、たかだか1-2年で決める?

絶対に無理です。
わかるわけがありません。

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わからないからこそ、人で決める。

著者がサイバーエージェントに入った理由は「入社説明会の先輩たちがすごかったから」
とてもシンプル。

でもサラリーマンを7年近くしている僕は、本当に納得してしまいました。

学生の経験値では、会社を見定められない。

会社がなにをやっているのか。
強みと弱みはなんなのか。
入社して、なにをやりたいのか。

そんなことは大学生ではわかりません。
バイトをしていても、インターンをしていても、本当の意味で「組織がどんな力を持っているのか」を学生が把握するのは不可能です

会社は変わり続ける。

たとえあなたが優秀な大学生で、会社の事業内容を把握できたとしても、それは無意味です。

NTTを見てください。後発のソフトバンクを見てください。
10年でビジネスは様変わりしています。
固定電話がスマートフォンへ。
携帯会社が世界最大規模の投資会社に。

世界はずっと変化していて、会社も変わり続けるのです。

人で決めると?

こんな人たちになりたい。
憧れをもって、組織に入れるのは幸せです。

好きな人のためにだったら、僕らはかなりがんばれます。
好きでもない映画を見たり、行きたくもないおしゃれなディナーにだっていきます。

大好きな芸能人や会ってみたい著名人を思い浮かべてください。
その人が「今日は一緒にいるから、最高の一日にして」と言われたら、すごい張り切るでしょう。

目の前に尊敬すべき人がいることのは、最高の価値を与えてくれるのです。

この一点だけでも読む価値のある本です。

ほかにも読むべき点が満載!

著者は組織の中で圧倒的な行動を行い、独立した人です。
組織の中でも評価されて、独立しても成果を出している人です。

彼の行動はそのまま組織に欲しい人材になります。
あなたが就職活動をするうえで、なんのアピールポイントがなかったとしても、著者の行動習慣を知り、3カ月間だけ努力すれば、
ズバ抜けた就活生になれること間違いありません。

「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣

「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣


以上、こうちゃむでした。