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【超初心者向け】投資と投機の違いって?

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今日も元気に、こうちゃむです。

投資と投機は別物です。
そのことを知らずに、FXや株式投資に手を出すと、大火傷をすることになります。
せっかくお金を増やすためにはじめたのに、減らしたら元も子もありません。

自分が今行っているのは、投資なのか投機なのか。
この違いを理解しておくのは、資産運用をするうえで、初歩の初歩と言えるでしょう。

なぜ自己投資はあるのに、自己投機はないのか

投資と投機という言葉を理解するためには、どの場面で使われているのかを考えてみましょう。

自分に投資する。 ⇒ よく聞きます。
自分に投機する。 ⇒ 聞いたことないです。

設備投資する。 ⇒ ビジネスワードですね
設備投機する。 ⇒ 見たことない字面です。

鈴木さんは「わかった。山田君の会社に1億円投資しよう」と言った。 ⇒ 鈴木さんは太っ腹ですね。
鈴木さんは「わかった。山田君の会社に1億円投機しよう」と言った。 ⇒ 1億円をどぶに捨てている気配さえします。

上の例文を読むと、こんなイメージを思い浮かべたのではないでしょうか。

投資 = なんかまじめっぽい
投機 = なんか危険な香りがする。

そのイメージはすごく大事です。

投資は資本に、投機は機会に、投資する

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資本とは、お金を稼ぐ元ネタのこと

一般的に、「モノ・カネ・ヒト」によって作られています。

投資とはこの「モノ・カネ・ヒト」に、自分のお金をツッコむことを言います。

自分に投資する。 ⇒ 自分というヒトにお金をツッコむ。
設備投資する。 ⇒設備というモノにお金をツッコむ。
山田君の会社に1億円投資 ⇒ 山田君という会社(法人)にお金をツッコむ。

だいぶわかりやすくなりましたね。

投資家とは、「資本=価値のあるもの」にお金をツッコむ人のことだったのです。

機会とは、時間やタイミング

これは言葉のままで、説明もできないです。

今がチャンス!
きた! 確変だ!
天の時はきたれり!!

セリフは好きなものを使ってください。

このタイミングならば、突っ込んだお金以上の利益を得られる!
そう思った時に、お金を動かす人を投機家というです。

投資は手堅い? 投機はリスク?

上の話を聞くと、「投資は健全で安心。投機は危険なんだな」と思ったでしょう。
でも違います。

何かにお金を「投じる」ということは、それだけでリスクを受けるのです。

会社に投資する株式投資を例に考えてみましょう。

リスキーな投資とは

「あの会社は大企業だから、安心だね」
「毎年のように会社が大きくなっているから、手堅いね」
「新しいお店をオープンしているし順調だね」

その会社がいい感じかどうかを見て、お金をツッコんでいる。
これは立派な投資です。

でも、その企業が実は見えない借金を抱えていたら?
新しいお店をオープンしているのに、赤字が続いていたら?

これは負け確定の投資ですね。
あなたが投入したお金は、会社の養分になるでしょう。

手堅い投機とは

日本から遠く離れた国が突然「もう借金返せない!」と叫んだとします。
あるいは「某国のトップが予想外の人になりました!」とニュースになったとします。

株式市場は大荒れです。
有名企業から、地味な企業まで、全て売られます。
トヨタやソフトバンクはもちろん、セブンイレブンやドトールの株まで売られます。

でも、ちょっと待ってください。
セブンイレブンと某国って関係ありますか? 
どこかの国が破たんしたら、セブンイレブンは損するでしょうか?

もちろん、しません。
セブンイレブンは複雑なお金の流れを受けて、一時的に下がっているだけです。

この時に、セブンイレブンを買うのはリスキーでしょうか。
それとも、安全な投機でしょうか?

まとめ

投資も投機も使い方しだい

お金を何に投資するのか。
それによって投資か、投機かは変わります。
状況によって、どちらのほうが有利かというのも変わります。

投資家であるのも、投機家であるのも、どちらもリターンを得るための行動には変わりありません。

もっとも重要なことは、自分は何にお金をツッコんでいるのかを知ることです。

投資するなら、投資でやめよう

会社が儲かっているから、投資をする。
そう思ったら、業績を判断基準にして、投資をやめるかどうかを考えましょう。

今は勝てる時だ!
そう思ったら、タイミングを基準にして、投機をやめるかどうかを考えましょう。

会社が儲かっているから投資したのに、関係ない急落で投資をやめてしまう。
タイミングで買ったのに、業績がいいからと、株価が下がっているのに持ち続ける。

こんなねじ曲がりをしないだけでも、負けが大きく減ります。

以上、こうちゃむでした。